La Festa Autunno 2014

企画主旨・理念

企画主旨

1927年北イタリアの古都ブレシアで誕生したMille Miglia(イタリア語で千マイル)の70周年にあたる1997年、我が国でその姉妹イヴェントとしてLa Festa Mille Miglia(千マイルのお祭り)が東京を拠点とする4日間のクラシックカーラリーとして、国際クラシックカー連盟の公認のもと誕生致しました。
また、東京大会の姉妹イヴェントとして近畿東海を4日間で巡るLa Festa Primavera(春のお祭り)というタイトルを掲げ2009年に始まりました。

どちらのイヴェントも約100市区町に点在する名所旧跡を訪ねるスタンプラリー形式で開催されます。
最も古い参加車輌は大正生まれ、最も新しい車でも今から約半世紀前に製造された名車と呼ばれる参加車は、個性的で且つ美しく、次世代に受け継がれるべき芸術品です。

現代社会は、パソコン、携帯電話、GPS、カーナビなどコンピューター技術の進歩と普及によって人々の生活は激変しました。近未来、さらなる技術革新によって、自動車は人間が体力や五感を駆使せずとも、より安全、より快適に目的地に到達できる時代がきっとくるでしょう。

La Festa Primaveraの参加車は自動といわれるものは皆無、すべて手動で走る不便な車ばかりです。それでも参加者は冒険の旅に挑み続けます

便利な世の中になりましたが、心は豊かでしょうか?失われたものはないでしょうか?

大会は、「古いものに敬意を」「いくつになっても、心・少年」「イヴェントに参加する人々と友情の輪を広げる」を基本理念として、これからも毎年開催し続けます。合い言葉は「継続は力」です。

La Festa Primavera 組織委員会