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「賓日館(ひんじつかん)」は明治20年に伊勢神宮に参拝する賓客の休憩・宿泊施設として建設されました。明治38年に、当時建てられていた場所から現在の旅館街へと移築されました。 その後、民間に払い下げされ、隣接していた二見館の別館となり、2度の大改修を行い現在に近い見取り図となります。平成11年の二見館の休業に伴い、宿泊施設としての役割を終えた賓日館は、平成15年に二見町に寄贈され、現在の資料館として開館され、平成16年には県の有形文化財に、平成22年6月29日に国の重要文化財に指定されました。 現在の木造建築基準では見ることのできない、120畳の室内に柱のない大広間は必見です。 |