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| 晴れの朝を迎えた最終日。秋の La Festa Mille Miglia を含めて、4日間をとおして雨が降らなかったことが記憶にないくらい、いつもどこかで雨に降られている La Festa だが、今回は全日天気に恵まれるという嬉しい事態が起きた。屋根のない車も多く、天気がいいとそれだけで心持ちがまるで違うのだ。 最終日は NESTA RESORT KOBE を午前6時45分にスタート。この日最初のPC競技がホテルのエントランス前で、計測結果公開形式にて行われた。ホテルを出ると、兵庫県多可町にあるセントラルサーキットへ向かう。ここではサーキットコースを全面的に使用した、計測区間が13区間連続するPC競技が行われた。難易度の高いPC競技に、果敢に挑むエントラントたち。前日の名阪スポーツランドでの競技同様、難しい設定に苦しめられたものの、最後は笑顔でゴールラインを通過していった。 セントラルサーキットを出ると、神河町の神河町役場と朝来市の山城の郷、豊岡市の豊岡市役所出石庁舎でスタンプを受け、兵庫県最後のポイントとなる日本・モンゴル民族博物館でひと休み。そして一行は京都に入り、ランチタイムへ。 宮津市の HOTEL & RESORTS KYOTO MIYAZU でお腹を満たした後は、ゴールに向けていざ出発。まずは2箇所のスタンプポイント、南丹市のかやぶきの里と京都市の建仁寺を経由し、いよいよ平安神宮前の岡崎公園へ。 ゴールとなるのは、平安神宮へと続く岡崎公園の神宮道。エントラントたちの到着を待つたくさんの人たちの熱気で溢れるゴール会場に車が入ってくると、4日間で約1,250kmを走り抜いたエントラントと車たちに、惜しみない拍手が送られた。エントラントたちは真っ黒に日焼けした顔に笑みを浮かべ、口々に「天気に恵まれた最高の4日間をありがとう」と言ってこの旅を振り返り、ゴールゲートをくぐり抜けていった。 夜には彬子女王殿下と門川京都市長をお迎えして、最後の晩餐を楽しんだ。美味しい食事とお酒に舌鼓を打ちながら、宴はいよいよ表彰式へ。一昨年まで5連覇を達成していた竹元夫妻チームの不参加や、イタリアの Mille Miglia で優勝経験のあるモッツィとビアッカのチームのリタイアもあり、誰が勝利してもおかしくない今年の La Festa Primavera。多くのエントラントが虎視眈々と王者の座を狙いにいく展開となった。 第3位は、No.58の小林親子チーム。ドライバーの小林氏は、イタリアの Mille Miglia にも出場経験のある実力派。毎日少しずつ順位を上げながら、最終的に3位でフィニッシュとなった。 第2位となったのは、昨年の La Festa Primavera の覇者、No.80の横田・大木チーム。2年連続の勝利を目指したが、惜しくも2位という結果に。それでも、十分素晴らしい成績であることに変わりはない。 そして今回優勝を手にしたのは、No.8の山﨑親子チームという結果となった。昨年2位の成績を収めた彼らが、見事初めての勝利を掴んだ。4日間をとおして一度も1位の座を譲ることなく、最後まで安定した走りを見せた。ステージで嬉しさを噛み締めながらスピーチをする彼らに、会場からは温かく盛大な拍手が送られた。 すべての工程が終了し、La Festa Primavera 2019 は幕を閉じた。今年の春の旅は、恵まれた天候のもと日本の原風景を存分に楽しむことができた。新緑の山々と青い空のコントラストは美しく、鮮やかな色彩を放つツツジの花々。心に残る景色は、地域の方たちとの触れ合いとともに、この4日間の大切な思い出となっていく。 La Festa Primavera 2019 が開催された模様は、6月29日(土)の13時から、BSフジにて放送予定となっている。また、秋に開催されるLa Festa Mille Miglia 2019 は、10月25日から行われる予定だ。 (文&写真:岩本 美香) |
![]() 4日間をとおして一度も1位の座を譲ることなく、見事初優勝を果たした山﨑親子チーム ![]() セントラルサーキットで難易度の高いPC競技に挑む ALBANESI 1100 SPORT ![]() 日本・モンゴル民族博物館を通過する MG MGA ![]() スタンプを受け、かやぶきの里を後にする ALVIS 3LITER SPECIAL ![]() 熱気に包まれた平安神宮へと続く岡崎公園の神宮道にゴールする JAGUAR XK120 DHC |


















































