大会レポート(最終日)。
2025年4月22日
LFP2025、最終日は、京都市を7:00にスタート。日本海の波打ち際まで走り、敦賀市でランチをいただいた後、熊川宿、鯖街道を走って、京都市・岡崎公園にゴール。宿泊先のウェスティン都ホテル京都まで、294.2kmを走りました。青空の下、京都から北上してみると、深い山々の新緑のなかに、まだ染井吉野が残っていて、とても美しく印象的でした。日本海側に出てみると、まだまだ風はひんやり冷たく、陽射しが恋しくなったりしました。
@京都市・嵯峨野。
嵐山の渡月橋を渡り、嵯峨野に残る美しい竹林を通過しました。竹が整然と立ち並ぶ約400メートルの道は、静かで幻想的な雰囲気があります。観光で訪れる人も多く、静寂な風情を壊さないように、ゆっくり静かに通り抜けました。
@嵐山・高雄パークウェイ。
嵐山・高雄パークウェイは、京都市右京区に位置する全長約10.7kmの有料ドライブウェイです。嵐山と高雄を結ぶこの道は、四季折々の美しい景色を楽しめる観光スポットとして人気があります。このルートに、4連続のPC競技を設定しました。
@おおい町・おおい町あきない館。
福井県に入って、おおい町あきない館。ここは初めて訪れる場所で、スタンプポイントを設定しました。おおい町あきない館は、地元の特産品を豊富に取り揃える物産館で、特に「自然薯」や「名田庄漬け」、「じねんじょそば」などが人気だそうです。
@小浜市・若狭フィッシャーマンズワーフ。
若狭フィッシャーマンズワーフも初めての場所でスタンプポイントを設定しました。この施設は若狭湾の新鮮な海の幸や美しい景観を楽しめるスポットで、特に「蘇洞門(そとも)」と呼ばれる奇岩や洞門を巡る遊覧船が人気です。約60分のクルージングで日本海のダイナミックな景観を堪能することができます。スタンプポイントでは、園児たちが小旗を振って応援してくれました。
@美浜町・美浜町レイクセンター。
美浜町レイクセンターも初めての場所でスタンプポイントを設定しました。この観光施設では三方五湖の美しい景観を楽しむことができます。また、国内初の再生可能エネルギーを利用した電池推進遊覧船の発着地としても知られています。
@美浜町・水晶浜駐車場。
水晶浜の駐車場で7連続のPC競技を行いました。最終日の勝負どころで、しかもLFP2025最後のPC競技とあって、皆さん熱が入り独特な緊張感が漂っていました。水晶浜は白い砂浜と透明度の高い海が美しく「日本の水浴場88選」にも選ばれています。
@敦賀市・きらめきみなと館。
敦賀市のきらめきみなと館に昼食会場とCOゴールを設定しました。3 年連続の設定で、おいしい昼食だけでなく「けずり昆布」の実演販売が行われるなど、ちょっとお祭りに来たような気分になりました。敦賀市は、福井県の昆布加工の中心地としても知られ「けずり昆布」や「おぼろ昆布」は、職人の手による伝統的な技術で作られ、北海道産の真昆布を手すき職人が一枚一枚丁寧に削ることで、昆布本来の旨味と繊細な味わいを引き出しています。
@若狭町・熊川宿。
熊川宿は、福井県若狭町に位置する歴史的な宿場町で、若狭と京都を結ぶ「鯖街道」の重要な拠点として栄えました。この町は、江戸時代の町並みが色濃く残り、1996年には「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。ここから、京都・岡崎公園のゴールまでは、残り142.05km。旅の終わりの安堵と寂しさを感じつつ、暫し、昔ながらの用水路や歴史的建造物が醸す豊な時間に身を置きました。ただ、小学生の皆さんがいなくなってみると、やはり寂しいものでしたね。
@京都市・岡崎公園。
鯖街道を南下して京都市・岡崎公園。彬子女王殿下のご臨席を賜り、ゴールセレモニーを行いました。LFP2025は、この4日間で、2府5県およそ1,200kmを走行。記録的な好天と沿道や各会場で多くの皆さんの笑顔に恵まれ、とても印象深い大会になりました。ありがとうございました。
@京都市・ウェスティン都ホテル京都。
ゴールした後、ウェスティン都ホテル京都でLFP2025の表彰式を行いました。優勝は、14.CISITALIA COLOMBO BARCHETTAで参加した、石渡夫妻。2位は、11.STANGUELLINI S1100の松下夫妻。3位は、02.MG N-TYPE MAGNETT の小宮夫妻でした。
詳しい順位は、このホームページのタイムライン「最終的な成績と最終日の詳細を発表します」をごらんください。
それでは4日間、ありがとうございました。また、どこかでお会いしましょう。お元気で。