La Festa Autunno 2014

観光・宿泊ガイド

桜井市

談山神社

TANZAN JINJA-SHRINE
  • 〒633-0032 奈良県桜井市大字多武峰319番地/0744-49-0001
  • 3日目(12:45〜13:45)
  • http://www.tanzan.or.jp/
紅葉の季節は、山肌を紅に染めあげた木立の中に、談山神社の華麗な社殿がひときわ映えます。聖林寺を開いた定慧が父鎌足の遺骨を移し、十三重塔を建て妙薬寺を興したあと、弟の不比等が社殿を建立して談山神社としたのが始まり。
“西の日光”と呼ばれる社殿のはなやかさと、檜皮葺木造十三重塔(重要文化財)の重厚さは対照的です。

おすすめ情報

三輪素麺

三輪といえば素麺、素麺といえば三輪といわれるように、三輪山の麓は素麺の里として全国に知られています。そして、三輪はすべての素麺の発祥の地であり、その技法は播州や備中、淡路島や小豆島などの各地へ伝えられ、それぞれの地で素麺づくりが盛んとなっています。

その中でも三輪の製品が特に愛好されているのは、細く、白く、コシがあるという素麺本来の風味を生み出すために、昔そのままの寒づくり、手延べづくりという製法を守っているからでしょう。

製材、加工

奈良県内における森林面積は、県の総面積の8割近くを占め、林業は奈良県の基幹産業として発展してきました。桜井は南に吉野山系、東に宇陀、伊賀山系をひかえ、古くから山間部と平野部を結ぶ交通の要衝としての役割を果たしてきました。こうした山々から切り出された吉野杉や桧を加工、販売する他、米松などの輸入材も扱い製材して市場に送り出されています。

地酒

古い歌にも「味酒(うまざけ)」と枕詞をいただいた桜井市三輪の地に、酒造の神様として崇敬を集める大神神社があります。

市内にも二つの歴史ある酒蔵があり、特有の風土によって、米と水が絶妙に結びつき、古くからの技術を生かした製法により造られた地酒の味わいは、多くのファンから親しまれています。

周辺観光情報

聖林寺

藤原鎌足の子、定慧が712年に創建したと伝えられる古刹です。国宝の十一面観音像は奈良時代を代表する乾漆像といわれ、しなやかな姿態と穏やかな表情が印象的です。

安倍文殊院

日本三文殊として有名。桜井市内から飛鳥へと抜ける磐余道の中ほどにあります。知恵増進と学業成就に霊験あらたかとされて、全国的な信仰を集めています。本尊の木造騎獅文殊菩薩像は名工快慶の作で国宝に指定されています。

大神神社

日本最古の神社といわれ、国造りの神様、また医療、酒造、方除等、人間の生活全般の守護神として、大和の国一の宮、三輪明神として親しまれています。三輪山を御神体とするため、本殿はなく拝殿(重要文化財)の奥にある三ツ鳥居(重要文化財)を通して三輪山を拝む、古代の信仰形態を現在に伝えています。
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