近畿地方2府3県850kmを舞台としたクラシックカーラリー”La Festa Primavera 2010”が4月18日、ついにスタートしました。
暖かく春らしい日差しに恵まれたこの日、スタート会場の梅田スカイビルにはたくさんの人々が世界の名車たちを一目見に訪れ、車検会場に勢揃いしたクラシックカーは、まさにお祭りと呼ぶに相応しい華やかさで、人々を魅了しました。
午後12時に1号車RILEY 9 SPEED MODELが心地良いエキゾーストノートを響かせながらスタート。その後も各車20秒ごとに初日のゴール合歓の郷を目指して出発しました。
この日は大阪市役所、信楽・陶芸の森、鹿深夢の森、メッセウイング・みえ、榊原温泉 湯元榊原館、アスピア玉城、南伊勢町を通過し合歓の郷にゴールする287.4kmのルートです。
それぞれのポイントで参加者はスタンプをもらいます。La Festa Primavera ではPC・CO競技の結果とスタンプポイントの取得によって順位が決まります。スタンプをひとつでも取り損ねると、受賞対象外となってしまうので、ミスコースをしないようルートブックを読む参加者の表情は真剣そのもの。また、スタンプポイントは参加者と地元の人々とが最も近づける場所で、たくさんの人々の応援に手を振って応える参加者、この交流こそがLa Festa Primavera の大きな魅力のひとつです。
鹿深夢の森、メッセウイング・みえで設定されたPC・CO競技とは決められた距離を決められた時間でいかに正確に走ることが出来るかを競う競技。スピードレースではないLa Festa Primaveraでは100分の1秒単位で正確に走る技術と、ドライバーとコ・ドライバーの連携が要求されます。
天候にも恵まれ、最高のスタートを迎えたLa Festa Primavera 2010。
2日目は志摩から伊勢神宮、伊賀上野城などを経て、鈴鹿を目指します。